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Farm View: マルフーガ農園と周辺の景観 Olive Picking: オリーブの実の手摘み収穫 Inside Oil Mill: オリーブオイル工場 Stories: マルフーガ農園ストーリー
マルフーガ農園と周辺の景観

イタリア中心部にあるウンブリア州から世界トップクラスのエキストラヴァージンオリーブオイルを送り出すマルフーガ農園は、スポレート・トレヴィ間 ( Spoleto - Trevi ) にある カンペッロ・スル・クリトゥンノ ( Campello sul Clitunno ) という小さな町にあります。この周辺は標高300メートルから500メートルの高い丘陵で成り立っており、 中でも、D.O.P.マークをもって謳う保護指定原産地として認められている、数ある良質のオリーブオイルを生み出すアッシジ・スポレート丘陵 ( Colli Assisi - Spoleto ) 地帯に 30ヘクタールものの広大なオリーブ林を所有しています。イタリアの元気な太陽の光を一杯に浴びることの出来る丘の上で栽培されるオリーブの樹は、除草剤や農薬とは無縁の完全有機栽培で、 毎年たくさんのオリーブの実を育みます。マルフーガ農園では、主にモライオーロ ( Moraiolo ) と呼ばれる品種のオリーブを主に、その他にフラントイオ ( Frantoio ) と レッチーノ ( Leccino ) 品種も合わせて栽培されています。


アッシジ・スポレート丘陵地帯にあるマルフーガ農園のオリーブ畑。



ウンブリア州のオリーブ栽培の歴史は古く、古代エトルリア人によってイタリアにもたらされたと言い伝えられているオリーブ栽培はウンブリア、トスカーナ地方にかけて定着し始め、 今日では、このウンブリアの大地のもっとも価値のある財産と位置づけられてよい程に、オリーブ栽培に特色付けられています。


19世紀から続くマルフーガ農園の歴史を感じさせるオリーブの樹々。



カンペッロ・スル・クリトゥンノ ( Campello sul Clitunno ) は、お城や古い館、塔が今でも残っている、中世時代の名残りのある城壁に囲まれた小さな町です。近くには、 ローマ時代から多くの詩人に詠われた、透明度の非常に高い綺麗な水をたたえたクリトゥンノの泉 ( Fonti del Clitunno ) があり、 その、木々からわずかにこぼれ出るキラキラした日差しの下で白鳥も泳ぐロマンチックな雰囲気に包まれたこの場所は、数々の画家がその美しさを愛でた事で有名です。 初代キリスト教時代に教会となった紀元後4世紀の小さな神殿も残されています。



青々とした空の下で太陽の恵みをいっぱいに受けるオリーブの実。







ウンブリア州ってどこにあるの?

イタリアの中心部にあり、イタリア半島の中では唯一、海に面していない山に囲まれた丘陵地帯です。 下の地図でいうと、拡大されている部分のイメージ全体がウンブリア州の境界をそのまま写しています。 マルフーガ農園は、ペルージャ ( Perugia ) から東、フォリーニョ ( Foligno ) とスポレート ( Spoleto ) の真ん中に星印で示されている カンペッロ・スル・クリトゥンノ ( Campello sul Clitunno ) という町にあります。






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